最終更新日2004年10月20日

日本塑性加工学会 プロセス・トライボロジ分科会

潤滑機構研究部会

部会長 池 浩 (理化学研究所)

世話人 柴田 潤一(日石三菱(株))

部会設置の趣旨

各種塑性加工法にまたがるトライボロジーの共通点と相違点を明確にし,物理・化学・機械・材料などの各分野にまたがる知識を統合してトライボロジーとしての体系的整理をすること.

活動の進め方

年数回の討論会形式の研究会を開催し,公開シンポジウム等を経て活動成果を出版物にまとめる.

現在の課題

(1) 情報データベース部会と協力して塑性加工の文献を整理する.そのためにキーワードの体系的な構築を行う.
(2) 当面,加工法に共通する要素を重視し,流体潤滑,混合潤滑,境界潤滑などにわけて研究の成果と到達点を整理する作業をおこなう.第8期は境界潤滑に重点を置く.

最近の研究部会


第9回研究部会「境界潤滑機構に関する今日的まとめ」(1)
     講師 岩手大学工学部 森誠之氏
     2000年7月26日(水)東京都大崎労政事務所

第10回研究部会「油剤メーカからみた境界潤滑問題 特に塩素フリー化への取り組みについて」
     講師 出光興産(株)営業研究所 菅野 法仁氏
     2000年12月7日(木)東京都城南地域中小企業振興センター


第11回研究部会 「トライボ反応を利用する固体潤滑剤の実用化」
     講師 (株)メックインターナショナル 技術参与 尾嶋 平次郎氏
     2001年7月26日(木)名古屋工業大学


第12回研究部会 「チタン合金の板成形における潤滑」
     講師 (財)信濃川テクノポリス開発機構 統括研究主幹 渡部豈臣氏
     2001年12月4日 日本工業大学


第13回研究部会 「切削と境界潤滑」
     講師 協同油脂株式会社 武田和好氏
     2002年7月30日 電気通信大学


第14回研究部会 「非塩素系金属加工油の現状と将来」
     講師 出光興産(株)営業研究所 斉藤敏夫氏
     2003年9月16日 電気通信大学


第15回研究部会 「銅冷間圧延における油性剤の検討」
     講師 新日本石油(株)潤滑油研究所 柴田潤一氏
     2003年12月12日 都立産業貿易センター


【今後の予定】

ICTMP2004報告ほか

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