日本塑性加工学会東北支部
第54回見学会・第56回技術懇談会のお知らせ

開催日時:平成11年11月5日(金),13:30〜16:00
主 催:日本設計工学会東北支部
共 催:精密工学会東北支部,日本塑性加工学会東北支部
見学先:「株式会社 コパル郡山技術開発センター」
     〒963-8637 郡山市冨田町字諏訪内37
     TEL 024-952-1111(代)
(社名は10月1日より株式会社コパルから日本電産コパル株式会社に変更されます)
プログラム:
司会:福田 政夫 君(技術開発部 副参事)
幹事学会支部長挨拶:長南 征二 君((社)日本設計工学会東北支部)

(1)会社概要(13:30〜13:45)

(2)技術講演会(13:45〜14:45)
(1)「光学多層膜素子の生産技術」
  講師:国井 弘毅 君(技術開発部 第一G・主事)
  要旨:光応用機器の主要部品である光学素子には、光の干渉効果を利用した光学薄膜が用いられています.当社では1986年に光学薄膜加工技術を導入して以来、様々な光製品にもちいられる光学素子の開発、生産をしてまいりました.今回の講演では光学薄膜について原理及び用途、加工技術、設計ソフト及び自動成膜システム(CAD/CAM)そして現在の検討課題についてご紹介いたします.
(2)「コアAssyインサート成形部材挿入・確認装置」
  講師:横沢 典泰 君(技衝開発部 第二G・主事)
  要旨:当社の小型モータは、低コスト化に向けて海外での生産が主体になっています.そこでは生産性向上と製品の精密・小型化に伴った品質安定性の向上に向けた組立ラインの自動化が欠かせないものになっています.当社では、これらの生産設備の設計から製作、そして現地での立ち上げまで一貫して行っており、今回の講演では、その一例としてインサート成形部材の挿入と確認工程を行う装置についてご紹介いたします.
(3)「高精度球面、非球面プラスチックレンズの金型製作と成形システム」
 講師:山岸 龍二 君(技術開発部 第三G・副参事補)
 要旨:当社ではカメラ用シャッターの生産に多種の球面・非球面レンズを使用しており、当初より内製化しておりましたガラスレンズと共にプラスチックレンズの内製化の検討を数年前より始めておりました.今回の講演では、プラスチックレンズの金型製作プロセスと面精度出し成形プロセスを中心に、当社の光学プラスチック部品とその量産対応についてご紹介いたします.

(3)見学(14:45〜16:00)
 部品加工を専業としているコパル精密部品鰍フ金型製作、成形、プレス、機械加工、表面処理部門の工場見学を予定しております.

集合場所:見学先「(株)コパル郡山技術開発センター」に直接ご集合ください.13時15分集合(時間厳守)
交 通:JR「郡山駅」西口よりタクシーで15分,東北自動車道郡山ICより3分.
定 員:40名
参加費:無料
申込方法・問合せ先:
官製葉書またはFAXで「株式会社コパル郡山技術開発センター見学申込」と題記し,氏名・所属学会・勤務先・連絡先住所・電話番号を明記の上,下記の宛先までお申し込みください.なお,同業者の参加はご遠慮いただく場合があります.
(宛先)日本大学工学部 機械工学科 長尾 光雄 宛
   〒963-8642 郡山市田村町徳定字中河原1
   TEL 024-956-8760 FAX 024-956-8860
申込締切:平成11年10月25日(月)必着
ご注意:参加をお断りする以外は,参加受付の連絡はいたしませんので,ご承知おきください.当日は集合場所へ直接お集まりください.