第139回塑性加工技術セミナー
「3次元設計におけるIT活用」
日時:平成13年11月15日(木)13:00〜17:00
会場:山形県高度技術研究開発センター 2F多目的ホール
[〒990-2473 山形市松栄2-2-1 電話(023)647-3111 FAX(023)647-3119
交通:JR山形駅西口よりタクシーで約10分
共催:日本塑性加工学会(実行:東北支部)
山形県工業技術センター
協賛:精密工学会,日本設計工学会,軽金属学会,日本機械学会,日本金属学会,型技術協会,素形材センター,
日本金属プレス工業協会,日本鍛圧機械工業会,日本金型工業会,プラスチック成形加工学会
趣旨:製造業に求められているのは,より時代のニーズにマッチした開発・製造プロセスを構築することにある.そのための重要なインフラがIT(情報技術)に他ならない.ことに3次元設計におけるITの導入はプロセスそのものを変える力を持っている.しかし,いかに効率的にITを活用するかによって,その効果は千差万別である.本技術セミナーでは,ラピッドプロトタイピング(RP)技術,金型,データのデジタル化,3D-CADに関連する注目企業の事例を紹介し,3次元設計の最新情報および今後の展望についての理解を深めることを目的とする.
司会
山形県工業技術センター 仁藤 庸一君
時間 |
内容 |
講師 |
13:05〜13:55 |
IT(情報技術)とMT(生産技術)融合による3次元高速金型製造:インクスが開発した,設計・試作・金型という製品開発の流れを3次元データにより一気貫通で結ぶシステム”意思伝達装置”について解説する.この装置により図面レスで金型製作を3次元データから直接行う.全データ
はサーバーで管理され,工場のマシニング・センター自らがデータを取りに行く
.このプロセスで金型を作ると,短納期で製作することができる. |
潟Cンクス 井形 哲三 君 |
13:55〜14:45 |
キャラクター玩具の試作造形にみる作業のデジタル化とそのメリット:玩具の原型・試作の工程において,人の作業と機械にさせるべき作業の棲み分けを行い,データ作成ソフトや出力機械など最新技術を効率的に組み合わせてデジタル化を進めてきた.遠隔地とのデータ交換,データベースとしての蓄積・再利用などデジタル化の利点に触れながら,商品開発におけるデジタル化を進めた背景と,その結果得られたメリットについて紹介する. |
潟oンダイ 戦略開発室 佐々野 雅哉 君 |
14:45〜15:00 |
休憩 |
|
15:00〜15:50 |
ポンプ羽根車設計・生産ラインへのRP技術の応用事例:ポンプ羽根車の設計・製造ラインを紹介するとともに,ポンプモデル性能試験へのRPプラスチックモデルの応用,さらに生産ラインでの精密鋳造用焼失模型への適用事例について紹介する. |
渇`原製作所 機械事業本部 生産技術センター 高山 博和 君 |
15:50〜16:40 |
3D-CADのデータ交換における最近の技術動向と事例紹介:金型を始めとするCADの3次元化は加速的なものがあるが,これまでに蓄積された2Dデータの3D化や,CADシステムの更新,受注関係の広がりに伴って問題となりがちな異なるCAD間でのデータ共有など,CADデータ交換に関する最近の技術動向及び事例について紹介する. |
潟Aルモニコス 森川 滋己 君 |
16:40〜17:00 |
質疑応答: 司会 山形県工業技術センター 丹野 肇 君 |
定員:50名(定員超過の場合はご連絡します)
参加費:会員4,000円(学生会員は半額),一般6,000円(いずれも資料代含む,協賛学協会員は会員扱い)
申込方法:「第139回塑性加工技術セミナー申込み」と題記し,(1)氏名,(2)会員資格(正・賛助・学生・協賛学協会名),(3)勤務先,(4)所属部課名,(5)通信先(郵便番号,住所,電話番号,FAX番号),(6)送金方法 を明記のうえ,郵便またはFAXにて下記にお申し込み下さい.
(塑性加工学会のホームページより申し込む場合、ここをクリックしてください)
申込先:日本塑性加工学会[〒105-0012 東京都港区芝大門1-3-11
Y・S・Kビル4階
電話(03) 3435-8301, FAX (03) 5733-3730]
振込先:銀行振込(富士銀行六本木支店 普通預金口座 1382128),郵便振替(00110-9-14492),
口座名義(社団法人日本塑性加工学会)