日 時:平成28年11月10日(木) 10時〜17時
場 所:京都大学総合研究10号館1階117室
〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町
(http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htmの「60番」の建物)
交 通:京都駅から市バス206系統「東山通・北大路バスターミナル」行「京大正門前」下車徒歩5分ほか.
実 行:関西支部,プロセッシング計算力学分科会
協 賛:日本鉄鋼協会, 軽金属学会, 日本伸銅協会, 日本金属学会, 日本機械学会, 日本材料学会
趣 旨:近年,金属材料の塑性変形挙動を予測する手法として結晶塑性シミュレーションが大きな注目を集めています.金属材料がそもそも有する階層構造を巧みにモデル化したこの解析手法は,次世代の材料構成式としてさらなる発展と幅広い利用拡大が期待されます.本講座では
これから結晶塑性解析を始める初学者を対象として,結晶塑性解析の基礎的な考え方や適用事例などを解説します.また解析実習を通してその理解を深め,初歩的な知識を習得することを目的とします.
プログラム: 担当 京都大学 浜 孝之君
1. 結晶塑性論で用いる力学の基礎 (10:00〜11:00)
2. 結晶塑性論の考え方とモデル化 (11:00〜12:30)
昼 食・休 憩 (12:30〜13:30)
3. 結晶塑性解析の実際と解析事例 (13:30〜14:30)
休 憩 (14:30〜14:40)
4.結晶塑性有限要素法の解析実習 (14:40〜16:30)
5. 質疑応答・自由演習
(16:30〜17:00)
解析実習について:
・結晶塑性有限要素法プログラムを用いて,すべり系の数や結晶方位数等が解析結果に及ぼす影響を検討します.それにより解析手法への理解を深めます.
・受講者は,各自でノートPCをご準備ください.解析実習で用いる教材一式は,受講者に事前配布いたしますので,PCに保存の上ご持参ください.
定 員:40名