プロセッシング計算力学分科会第51回セミナー

(日本鉄鋼協会 数理モデリングフォーラム 平成27年度第1回研究会)
「数値材料試験による塑性特性予測」

日 時:平成271222日(火)1300分〜1655

場 所:名古屋大学 環境学研究科環境総合館1F
レクチャーホール
464-8603 名古屋市千種区不老町
http://www.env.nagoya-u.ac.jp/contact/map.html

交 通:地下鉄名城線「名古屋大学」下車,徒歩5

趣 旨:成形シミュレーションの高精度化のためには構成式の精緻化が重要です.材料試験法の高度化とそれを表現するためのモデルの複雑化は両輪として構成式の発展を支えています.しかし,多軸応力状態での構成式の確からしさを示すためには,実験的に困難な負荷条件での材料試験が必要とされます.近年,実験を補間する技術として,数値材料試験が注目されています.数値材料試験により,金属結晶の方位や複合材料のミクロ構造といった材料特性を決める本質的な下部情報を元にして,数値的に材料挙動を求めることが可能となります.本セミナーでは,塑性変形特性を中心とした非弾性挙動を解析対象とする数値材料試験を解説し,その応用について紹介します.

プログラム: (13:0016:55)

司 会      日本工業大学  瀧澤 英男 君

1.開会あいさつ (13:00-13:05)

       名古屋大学 湯川 伸樹 君

2アルミニウム合金圧延材の組織形成予測  (13:05 - 14:00)

         岐阜大学 吉田 佳典 君

3均質化結晶塑性有限要素法による数値二軸引張試験と成形シミュレーションへの応用           (14:00 - 14:55)

東京農工大学 山中 晃徳 君

休     憩    (14:55-15:05)

4. 多結晶塑性解析による板材の成形性予測  (15:05 - 16:00)

         静岡大学 吉田 健吾 君

5. Multiscale.Simによる数値材料試験       (16:00 - 16:55)

         サイバネットシステム梶@山本 晃司 君

定 員:50



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