会 場:東京工業大学 大岡山キャンパス
石川台3号館3階会議室1(304号室)
[〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1, 電話(03)5734-2824]
主 催:日本塑性加工学会(実行:プロセッシング計算力学分科会)
共 催:日本鉄鋼協会創形創質工学部会数理モデリングフォーラム
協 賛:日本機械学会,日本金属学会,日本材料学会,軽金属学会,精密工学会,日本金型工業会,日本金属プレス工業協会,日本鍛圧機械工業会,日本鉄鋼協会
趣 旨:有限要素法の原理を理解するには,連続体力学,塑性力学,離散化技術などを学んでいく必要があるが,それ以前に数学的な基礎が理解できていないと学習の初期の段階で挫折することになる.本セミナーでは「有限要素法を学びたいが塑性力学や有限要素法の教科書には難しい数式がたくさん出てきて敷居が高い」と思われている方を対象として,有限要素法に直結した数学基礎を,大学の講義をさらにかみくだいた形で,演習を交えながらごくわかりやすく説明する.
13:00〜14:10
スカラ,ベクトル,マトリックスとテンソル:スカラ,ベクトル,マトリックスの和,差,積を求める方法や,それぞれの持つ重要な性質などについて説明する.また,テンソルの表記方法や総和規約を通して,ベクトル,マトリックスとテンソルの関係を理解する.
理化学研究所 岡田 達夫 君
14:10〜15:20
微分・偏微分,写像:微分・偏微分の意味,解き方,法則などについて説明し,ひずみの定義式,力のつりあい式などを導く.また,写像について説明し,全体座標と局所座標について理解を深める.
豊橋技術科学大学 森 謙一郎 君
15:20〜15:30 休 憩
15:30〜16:40
積分・数値積分:積分の基礎およびそれを発展させた重責分を説明する。また数値解析に用いられる台形公式、ルジャンドルガウス積分公式について解説し、有限要素法への応用を示す。
東京工業大学 吉野 雅彦 君
16:40〜17:00 質問の時間