会 場:名古屋工業大学 2号館2階I1教室
交 通:JR中央線 鶴舞駅 名大病院口から東へ約400m
地下鉄鶴舞線 鶴舞駅 4番出口から東へ約500m
桜通線 吹上駅 5番出口から西へ約900m
共 催:日本鉄鋼協会数理モデリングフォーラム
協 賛:日本塑性加工学会プロセストライボロジー分科会,名古屋工業大学研究協力会マイクロ・メゾ成形加工研究会
趣 旨:塑性加工分野において,有限要素解析などの数値解析のさらなる精度向上を図るためには,材料挙動の精密な表現に加えて,工具と被加工材の境界における摩擦・摩耗・焼付き条件などのトライボ特性の適切な評価・モデル化が必要不可欠である.このトライボ特性は,熱・力学的条件が複雑に連成した現象であり,理論と実験のコンカレントなアプローチが有効である.本セミナーでは,このトライボ特性の実験的解明と,その理論化・モデル化による数値解析の精度向上という課題に取り組んでいる研究者の講演および総合討論を行い,この問題に対する今後の展望を考える機会としたい.なお,セミナーに先立ちこの分野において最先端の研究を行っている名古屋工業大学 堂田・牧野および北村研究室の見学会を行う.
プログラム:
研究室見学 (10:00-11:45):
案内:名古屋工業大学 堂田邦明・北村憲彦・牧野武彦君
内容:各種トライボ特性評価試験法,マイクロ・メゾ成形(磁歪素子プレス,マイクロ押出し)研究の見学
休 憩 (11:45-13:00)
セミナー (13:00-17:00):
司 会 静岡大学 早川 邦夫 君
1. 開会あいさつ (13:00 - 13:05)
東京農工大学 桑原 利彦 君
2. 冷間鍛造用環境対応潤滑剤の性能評価 (13:05-13:45)
静岡大学 中村 保 君
3. 温・熱間鍛造における潤滑性能評価 (13:45-14:25)
大同特殊鋼梶@ 五十川 幸宏・吉田 広明 君
4. 熱間鍛造における潤滑挙動実験とモデル (14:25-15:05)
豊田中央研究所 澤村 政敏 君
休 憩 (15:05-15:15)
5. 界面焼付き挙動の分子動力学解析 (15:15-15:55)
名古屋工業大学 堂田 邦明・牧野 武彦 君
6. 非線形摩擦モデルの開発とFEMへの適用 (15:55-16:35)
新日本製鐵梶@名古屋製鐵所 橋本 浩二 君
7. 総合討論 (16:35-17:00)
司 会 静岡大学 早川 邦夫 君