プロセッシング計算力学分科会 第14回セミナー
日本鉄鋼協会数理モデリングフォーラム特別講演会
「材料のマイクロ組織とモデリングおよび東京農工大学桑原研究室見学」

日 時:平成1997() 10:3017:00

会 場:東京農工大学小金井キャンパス11号館5階多目的講義室
 [小金井市中町2-24-16, Tel 042-388-7083]
 http://www.tuat.ac.jp/access/tra5.html

交 通:JR中央線東小金井駅下車徒歩10

共 催:日本鉄鋼協会数理モデリングフォーラム

趣 旨:使用目的ごとに高度に最適化された材料の設計・製造を目標として,素形材の製造プロセスから最終的な機械的性質発現までを一貫して予測することが可能な統合数値シミュレーション手法の実用化への期待が高まっている.本セミナーでは,この手法を確立するために必要不可欠な,材料のマイクロ組織を考慮したモデリングに関する要素技術の先端を紹介し,その実用への展開について議論する.

桑原研究室見学会:

1. 研究内容紹介  (10:3011:00
東京農工大学  桑原 利彦君

2. 見学        (11:0012:00
(2軸応力試験による金属薄板の材料モデリング,CNC制御2軸応力試験による金属円管材料の材料モデリングと成形限界測定,面内連続反転負荷試験機による金属薄板のバウシンガ効果の測定,Marciniak法による金属薄板の成形限界線図の測定,転造によるマイクロ溝の転写加工) 講演会:

司会:山形大学  黒田 充紀君

1. 開会の挨拶          (13:00-13:05)
豊橋技術科学大学 森 謙一郎君

2. フェーズフィールド法による組織形成予測技術の基礎 (13:05-13:45)
山形大学  上原 拓也君

3. フェーズフィールド法による組織形成予測技術の応用 -冷間・熱間加工における再結晶の予測- (13:45-14:25)
神戸大学  高木 知弘君

4. 転位のパターン形成と材料特性の発現  (14:25-15:05)
慶應義塾大学 青柳 吉輝君,志澤 一之君

  休   憩       (15:05-15:15)

5. 寸法依存性結晶塑性論 -結晶粒径と降伏応力- (15:15-15:55)
名古屋大学  奥村 大君,大野 信忠君

6. 結晶塑性均質化法 -多結晶体の巨視的性質- (15:55-16:35)
慶應義塾大学 只野 裕一君

7. 総合討論           (16:35-17:00)
司会:山形大学  黒田 充紀君



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